IRONMAN MALAYSIA レースレポート
今回、初めてのIRONMANに出場。初海外レース。
エントリーしたのは9月末で、今季は国体とお台場で良い成績を残すためにスイムに力を注いでいたので
レース2週間前の1週間を強化練習期間としてバイクを500km乗り込んで挑んだ。
昨年のマレーシアの25-29歳枠が10時間40分でコナスロット(世界選手権)獲得していたので
目標は10時間30分に設定。
練習の感じと、2年前に出場した全日本皆生大会の経験を元に
欲張らないように、且つ、獲れるものは獲ろうと意識して臨んだ。
ざっくりとスイム+トランジションで1時間、バイク6時間、ラン3時間30分を目安に。
レース3日前の朝に出発だったが
出発前日、パスポート更新の受取に行くのに祝日ということに気付かず
便を変更する羽目になる・・・
災難はそれで終わらない。
急いで他の飛行機予約をしたがために
手荷物のオプションのことをすっ飛ばしていて
バイク預託に6万近く取られる。笑
いや、笑えない。
どうしますか?って聞かれたけど
バイク無しで行くわけないので渋々カード決済。
あー、帰国したら貧乏生活や。笑
11月はレース2つに、結婚式2つ。
あー、極貧生活や。
まだ色々あったけど・・・レースについて!
スイムは7分前にゴメスやアンディーポッツ、戸原さんなどのプロがスタートし
エイジの自分たちはローリングスタートで僕は70番目くらいからスタート。
400mの最初のブイで先頭に立ちかけたが、長い一日の始まりにビビって後ろに着かせてもらう。ペース配分がイマイチ分からなかったがさすがに遅いなと感じてそこから単独泳。
エイジトップで2周目に。男子プロのスイム遅い人にも追いついて少し休憩してしまい
まったりしたスイムパートになってしまった。52分32秒(1分23秒/m)
バイクは気温とコースを考慮してその時の判断で180-200wで進めようと考えていると
スイムで抜いた女子プロと、NSIで泳いでいる西岡真紀選手がやってきたので
ペースを合わせてみる。(ゴールしてみると真紀ちゃんはプロも含め総合優勝!)
今の自分にとってはオーバーペースであったが立場上、負けたくないのもあり頑張ってみることに。
エイジのトップあたりを走っていたからなのか分からないけど
やたらとバイクマーシャルとカメラがやってくる。
中盤あたりできつくなりマイペースにしようと思い
後ろにいたでっかい外国人にポジションを譲ると
彼は近づき過ぎたのかマーシャルにペナルティを取られていた。
そのあとも僕の近くでドラフティングペナルティを取られていて
国内レースとは違ってIRONMANはきっちりしているなという印象。
ランは相変わらず走り出しは快調。
あげてるつもりなく、4分10秒/kmで走ってしまうので
抑えるように抑えるように。
10kmあたりから5分ペースになり、終盤は案の定5分30秒に。
バイクは数えてなかったが、ランでは折り返しで同年代との差がわかる。
コナは遠いなと感じながらも今出せる力を振り絞り
レッドカーペットを通りfinish。3時間37分(5分10秒/km)
ゴールタイムは10時間12分(年代別7位)
コナスロットは3枠でロールダウンが1つあり、足切りは9時間55分だった。
僕らの年代優勝(且つエイジ全体優勝)は(FRA)の8時間57分。世界は広い。
この1ヶ月で国体、日本選手権、IRONMANとやってみて
それぞれかっこよくて、良さがあって、やりがいがある。
そしてこの競技を通して自分というものを表現し
その姿を見てくれた人に何か感じてもらえるものがあると
それが僕の生きがいになる。
両立できるか分からないけど
ショートもロングも、どっちもやりたいと思ったマレーシアの旅であった。
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